週末の学び (2006.5.26)駐車禁止取締り 民間委託いよいよ6月1日より 新しい制度が始まります 我々のような業界に取っては 言いたいこともあるが ここは全体像を確認するべきでしょう 数十年に一度と言われるほどの 大きな制度変更を前に しっかり学んでおきましょう!
新駐車禁止取締り膨大な数の駐車違反をした車を取り締まるためには 警察の力だけでは限界があります そこで放置されている車の確認事項を 一部民間に委託することとなりました 東京都内では 12区 43警察署で民間委託 都内では施行時 千代田区 中央区 港区 新宿区 文京区 台東区 墨田区 江東区 品川区 渋谷区 豊島区 江戸川区の各警察署において 民間に委託されます これらの区域では 警察官以外に民間の駐車監視員も巡回して 駐車違反をしている車の確認事務を行います 駐車監視員とは 「駐車監視員資格者証」を有している人のなかから 放置車両確認機関が千人した人で 2名以上一組で活動します 警察署長は 重点的に取り締まりを行う場所・時間帯等を定めた 「取り締まり活動ガイドライン」を策定して 警視庁ホームページに掲載しているほか 警察署、交番などにもそれぞれの管内の ガイドラインを掲示するなど その内容を公表しています
駐車監視員が 道路に止まっている車を発見した場合 監視員は駐車違反と判断して 早速手続きに入る 従来のチョークで跡をつけて しばらく待つようなことはしない デジタルカメラで車両を撮影 携帯端末に違反場所やナンバーなどを打ち込み プリントアウトした違反標章をフロントガラスに貼り付ける このように駐車違反の取締りが 6月から大幅に変わる 都市部を中心に警察から委託を受けた 民間の駐車監視員が警察官に代わり取り締まる 警察庁によると 全国270署が取り締まり業務の 民間委託を決定した 受託したのは74法人で 約1600人の駐車監視員が放置自動車に目を光らせることとなる 駐車違反の取締り件数は 1991年の312万件をピークに減り続け 昨年は159万件 駐車場の整備が進み 駐車実態は改善されている とはいいつつも 東京23区内の昨年の 瞬間路上駐車台数は 約8万6千台 大阪市内は約9万台にも上る 渋滞原因になる違法駐車は変わらない そして、その一方で 地域警察官の業務は 治安の悪化に伴い 街頭犯罪対策や 登下校時の警戒 空き交番解消など課題が山積している つまり 駐車取締り人員は 治安情勢に左右され 取り締まり件数に影響することは否定できないのだ 駐車違反まで 手が回らない警察官の代わりを 今後は、専門の駐車監視員が常時見回る態勢になるのだ
数字で見る日本 (小泉メルマガより)● 159万件 159万件とは 平成17年一年間の駐車違反取締り件数です 駐車違反は 道路の交通渋滞を悪化させる要因となるだけでなく 歩行者や車両の安全な通行の障害となるほか 救急車や消防車の現場への到着が遅れるなど 国民生活に大きな影響を及ぼしています また 駐車違反は交通事故の原因にもつながります 駐車車両が原因で起こった事故は年間8,000件以上にのぼり 100人以上の方がなくなっています また、110番通報された要望・苦情・相談90万件のうち 4分の1が駐車問題に関するものです さらに 国民経済の面から見ると例えば東京銀座の一等地に車を一台違法駐車することで その車の所有者は2億円相当の場所を不当に占有していることになります 放置車両の取締りは 警察官が違反者の特定をすることが困難であるという問題があります 車両の使用者に連絡を行っても 誰が運転していたか分からないなどと申し立てる事例などが増加しており 多大な労力を費やしているにもかかわらず 違反者の特定に至らない場合が少なくありません また 現在 警察官の数は 例えば、米、英、独、伊、仏では 概ね300人に1人であるのに対し 日本は520人に1人と少ないことに加え 現下の厳しい治安情勢の下では 警察では 大量の違反に見合うだけの人員を駐車違反取締りに充てることができない状態にあります そのため不出頭者の捕捉が十分になし得ず このことが逃げ得という不公平を招き 駐車違反を抑止できていない状態にあります そこで 本年6月1日より 新たな制度が導入されることとなりました 新制度では 放置駐車違反が確認された車両の運転者の責任追及ができない場合に 車両の使用者に対して放置違反金の納付を命じるなど使用者責任を拡充することや 公安委員会の登録を受けた法人に放置車両の確認事務などを委託し 人員を十分に確保することで 駐車違反を抑制することが期待されています 日本では今や8,000万台の自動車が保有されています 3人に2人が車を保有する社会において 今回の制度改正が生活に及ぼす影響は大きいと思います しかし 駐車違反によって多くの人が困っていることは揺るぎのない事実です 命にかかわる事態もあります
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