さあ、今日もお掃除とありがとうで、あなたの人生を上げましょう⤴

50年続く小さなダスキン加盟店の創業者ヒストリーVol.5です。

 

 

目次

【前回の振り返り】加島屋の親父に学ぶ付加価値の創造

前回の記事は、こちらをご覧下さい
https://www.jyohoku.com/2017/02/06/2005/

加島屋では、店舗ビジネスは主に母親が仕切り、それ以外の様々な副業形態は親父さんが担うという分業スタイルが確立されていましたが、とにかく、加島屋の同じの天性のビジネスセンスで、価値がなさそうな立ち木や廃材、捨てるしかなかった家財道具を売りさばいていたことから、付加価値を創造すること、付加価値を見抜く目というものが大切だと学びました。

 

 

加島屋の親父に学ぶ、仕事の楽しみを見つけて、好きなことで生きていく方法

前回の記事でも書いた通り、創業者の父親は、1階店舗では様々な生活用品を売り、2階では料亭のような飲食業を営むかたわら、自分のセンスとネットワークを生かして、「何でも屋」でも収益を上げていました。

その件から伝わってくるのは、加島屋の親父(創業者の父親、私からみた祖父)は、仕事を楽しむ術を知っていて、それもビジネスセンスの一つなんだっただろうと思います。

どんなに売り上げが上がろうと、どんなに収入があろうとも、「苦行のような労働の対価を得る」という程度の意識では、何事も長続きせず、単なる労働者マインドになってしまいます。

 

 

樽柿も販売していた加島屋の親父

毎年秋口になると、渋柿を酒樽に詰めて封印をして、少し時間をおくと、甘さのちょうどいい樽柿として売れるようになったそうです。

そして、その季節には、ちょうど兵隊さんたちの「秋の合同大演習」という行事がありました。

折しも大正15年(昭和元年)生まれだった創業者なので、まさに戦前の頃であり、軍事演習の盛んな時期であったのでしょう。

「秋の合同演習」というのは、場所がどこだったのかは定かではありませんが、毎年大きな軍事演習があったらしく、何百人何千人という数えきれない兵隊さんたちの部隊が、列をなして鉄砲・機関銃・大砲などを荷馬車で運ぶとともに、「ザクザク」と靴を鳴らして行進して、歩いて演習場へ向かったそうです。

先ほどの樽柿が、その行進で歩く兵隊さんたちの休憩時には飛ぶように売れたのだそうです。

 

 

毎年秋の合同大演習の追っかけだった加島屋の親父

ここからが、加島屋の親父のエピソードに関する創業者の思い出話です。

兵隊さんたちの行軍が通り過ぎたあとは、加島屋の親父の姿が2~3日見かけなくなるそうです。

どうしたことかと聞いてみると、加島屋の親父は、樽柿を何樽かリヤカーに積んで、行軍する兵隊さんたちの後を追っかけて、樽柿を売りながら売りながら、ずっと行軍のあとをくっついていったそうです。

創業者の話によると、加島屋の親父さんは、実は兵隊さんたちの行軍と演習を観たいがために、行軍の後を追っかけるための口実として、樽柿を仕込んでいたのではないか?ということでした。

 

 

まとめ

『好きなことを仕事にできるか』

『好きなことが仕事になるのか』

『仕事の中から好きなことを見つけるか』

それはそれはどちらも大切な視点であり、どれか一つに偏るものではありません。

仕事は縁です。

縁を生かすことができる人が幸せなのであり、縁をネガティブにとらえる人は不幸から抜け出せません。

加島屋の親父は、兵隊の行軍と演習を観たいという動機をもって、兵隊さんたちに喜ばれる樽柿という商品を開発して、売り切れるまで同行して売り尽くしてから帰る。

売り尽くすまでのその間は、行軍も演習も見学し放題。

これを通用させることも重要なビジネスマインドです。

今回もブログ記事を書くことで加島屋の親父から学ぶことができました。

 

 

一緒に成長できる仲間を募集しています!

こんな創業者をルーツに持つ弊社で、あなたも何かを学びませんか?

週に1~2回のアルバイト・パートから試しに働いてみることができます。

清掃用品交換業務、ハウスクリーニング業務、家事代行業務、害虫駆除業務があります。

まずは、あなたが何を学びたいかを聞かせて下さい!

 

下記画像をクリックすると、人材募集のページに飛びますので、そちらをご覧下さい。

あなたと一緒に働ける機会を心からお待ちしています!

 


https://www.jyohoku.com/recruit/

お電話でのお問い合わせは、
0120-12-4201
スマホの方は、
電話番号をクリックすると
電話機能が立ち上がります

 

ダスキン城北写真集はこちらをクリック!

https://www.jyohoku.com/instagram-photos/



ダスキン城北のオタメシ祭りの様子を約1分の動画にまとめました(音が出ます)

私からのメッセージ

鯨井 悟
鯨井 悟
『人としての生きる道』と『健全な経済活動』の調和・融合、両立を目指して、
お掃除とありがとうがあなたの人生を上げる⤴
『ありがとうの道』を提唱しています。

弊社の理念や私の地域活動に共感・応援して頂ける方には、
弊社の商品・サービスをご利用頂けたら何より幸いです。